肥満について考えよう①
今日は肥満について考えていきましょう。
肥満とは、脂肪が過剰に蓄積した状態です。
この脂肪組織というのは単なるエネルギーの貯蔵庫ではなく、内分泌器官でもあります。
つまり、脂肪組織はホルモンやその他の因子を分泌し、身体の調整に関与しています。
これは1994年にレプチンというホルモンが発見されたのがきっかけと言われています。
脂肪から分泌されるホルモン
さて脂肪組織から分泌されるホルモンには様々なものがありますが、前述のレプチンやアディポネクチンといったホルモンが特に有名で、これらは食欲の抑制やインスリン感受性の改善、炎症の抑制に重要な役割を果たしています。
こう聞くと「太ったほうが良いのでは? 俺は今日からケーキやプリンを食べて脂肪を増やすぜ!」と考えるかもしれません。
タイのローソンのスイーツは美味い!!イチゴフェア!!
しかし、レプチンは肥満が進むと増加しますが、その効果が薄れる現象が起こります。これをレプチン抵抗性と言います。
「レプチン!抵抗せい!」
レプチン抵抗性は、レプチンが分泌されても身体がその信号を受け取らなくなる現象です。
これにより食欲が抑えにくくなり体重増加に繋がることもあります。
一方、アディポネクチンは、肥満によって逆に分泌が減少します。
アディポネクチンはインスリン感受性を高め炎症を抑える働きがあるため、その減少は健康に悪影響を及ぼします。
さらに、肥満が進行すると、TNF-αやIL-6といった炎症性サイトカインの分泌が過剰になります。
これらは慢性炎症を引き起こし、糖尿病や心血管疾患などのリスクを高めます…炎症
そのため肥満は病気の原因となり得るので予防したほうが良いということが言えるでしょう。
今回は肥満の基本について解説しました。次回も肥満についての記事をお届けします。
後書き
数日前よりダイエットをスタートさせました。
あまり体重値は気にしていませんが12月に-5㎏くらいになる様に調整していきます。
タイはナッツ類が安価にコンビニで手に入るのが良いですね。脂肪...燃焼
あき大野 パーソナルトレーニング指導について
バンコク都の日本人街であるプロンポン駅前にて指導を行っております。
ご自宅への出張パーソナルトレーニングも実施中です。
→詳細はこちら
→料金はこちら
→無料カウンセリングお問い合わせはこちら
→お客様の声はこちら
Twitter Follow @akiono_pt