今日は肥満について考えようの第2弾です。
前回の記事はこちら
肥満余力と肥満限界
医学博士の矢作先生によると
肥満には
- 肥満限界
- 肥満余力
という概念が存在し、個人差が存在すると言われています。
これは肥満限界の範疇であれば(現時点では)問題はないのですが、肥満限界値を超えると健康障害が発生しやすくなるという事です。
つまり同じ体脂肪〇〇%の肥満だとしても、その脂肪量で肥満限界になっている方はインスリン抵抗性の増大等、健康障害が起きてくるという事になります。

肥満余力とは「どれくらい太れるか」という余力という意味です。
パーソナルトレーナーとしてダイエット指導をしている中でも、「医者から『肥満』と言われましたが健康上は問題ないようです。」という方に出会う事は多く、確かに個人差あると感じます。
インスリン抵抗性とは
インスリン抵抗性とは、分かりやすく説明すると、インスリンの効きにくさです。
インスリンは膵臓さんのランゲルハンス島にあるβ細胞から出るホルモンですが、これが効きにくくなっている状態をインスリン抵抗性といいます。
ランゲルハンス島と聞くと冒険に行きたくなりますよね。
トム・ソーヤみたいな。

パタヤのランゲルハンス島
インスリン抵抗性が高い方は、各種細胞さんが、なかなか血糖を取り入れて血糖値を下げてくれません。
その分、膵臓さんはどんどん頑張ってインスリンを更に分泌させないといけない事になり、無理が続いていき...糖尿病と診断される事に繋がっていきます。
日本人の肥満
インスリン抵抗性の増大によって生じる問題以外に、日本人は皮下に脂肪をため込むキャパシティが低いと言われる事もあります。
これは日本人は脂肪がつきにくいという意味ではなく、皮下に貯められなくなった脂肪は、内臓さんに溜まる事になります。
日本人と白人、約600名の肥満度を比較した研究でも腹部の内臓脂肪の割合(皮下脂肪と内臓脂肪の割合)は白人より高かったようです (※1)
そして、内臓に溜まった脂肪は皮下脂肪より健康障害が高めるといった問題を抱えています。
(前回も記事にしましたが、内臓脂肪はTNF-aやIL-6の分泌も多く分泌されますので、慢性炎症による問題となります...炎症)
まとめ
肥満限界、余力という言葉は面白い表現だと思います( 将来、こういった概念も個別に数値化される未来もあるかもしれません)
他人が肥満で健康的だとしても、それが自分に当てはまるかどうかはわからないという事です。
先ずは定期的に検診を受け、自身の健康状態をチェックして肥満をコントロールしていけると良いですね。
また、現在は肥満余力の範囲内で、肥満だけど健康という方も肥満限界に近づいているという事には変わりはありませんので、運動習慣を身につけたり少しずつ食事を気をつけていきたい所です。
(※1)Higher liver fat content among Japanese in Japan compared with non-Hispanic whites in the United States
後書き
タイのコンビニスイーツのレベルが年々上昇していますね。
個人的な推しはローソンスイーツです。
専門店で販売している様なダイエット・スイーツも開発してほしい所ですね。
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