バンコクで筋トレの名著を発見
バンコク市内の散歩中、プロンポン駅近くにあるキーブックス(古本屋)にて【筋トレの科学 SCIENCE of STRENGTH TRAINING】を発見しました。
【筋トレの科学】SCIENCE of STRENGTH TRAININGとは英国のベストセラー書を東大名誉教授でもある石井直方先生の監修で2021年末に発売された筋トレ本です。
発売当初はkindle化もされておらず、バンコクの紀伊國屋書店にも取り扱いがなかったので密かに気になっていた書籍です。
ちなみに2023年の現在はkindle化もしているようです(笑)
キーブックスで購入後に気付きました。
そんな訳で今回はお勧めの筋トレ書籍紹介をしていきたいと思います。
筋トレの科学
SCIENCE of STRENGTH TRAININGの特徴
- 著者はパーソナルトレーナー資格の権威であるNSCA-CSCSの資格を取得
- コンテスト選手としても活躍された経歴
- 東京大学名誉教授&ボディビル日本王者の石井直方先生が監修
本の内容はエクササイズ紹介やトレーニング理論、トレーニング・プログラミングデザインまで簡潔にまとめられた一冊です。
エクササイズ紹介は3Dの解剖図で、どこの筋肉を鍛えている所がわかるようになっています。
サンプル画像より引用
正直そこまで紹介しているエクササイズの数は多くは無いのですが、日本ではあまり紹介されていないエクササイズや理論も掲載されていますので新たな発見も多いでしょう。
例えば筋トレのプログラムデザインを紹介した項目においてRIR(REPS IN RESERVE)について解説されております。
RIRとは要は筋トレの1セットをどれくらい追い込んだかの指標の事です。
また書籍内のCGが美しく眺めているだけで面白いですね。
サンプル画像より引用
それぞれの筋肉の状態によって色を変えています。
機能解剖学が実は苦手だったり、
「筋トレでどこを鍛えているか、わからないぜ」という方はイラストを眺めているだけでも勉強になると思います。
機能解剖学&筋トレの絵本的な...
しかし、このような筋トレのCGを眺めているとレイ・ロング博士の名著ヨガアナトミーを思い出しますね。(君は、覚えているか⁉︎)
余談ですが、このYOGAアナトミーも同じキーブックスで売られておりました。ヨガや機能解剖学好きにはお勧め。
また著者のオースティン・カレントはNSCA -CSCSのコーチという事もあり書籍の内容はエビデンスに基づいているというのも高ポイントです。
オースティン・カレントのプロフィールを読むとナチュラルボディビルダーとして活躍し20歳でプロカードを取得したと書かれています。
(検索してみた所、同名のフィジーク選手の写真が出てきました。)
【まとめ】
筋トレの科学がお勧めな方
- 新人トレーナー
- 専門学校、体育大学生
- 筋トレ愛好家
内容は正直な所そこまで難しくありませんので、新人トレーナーの方や筋トレ愛好家の方は一冊持っておいて損はないでしょう。