今回はダイエットを行う前に実施しておきたい食習慣について解説します。
全てのダイエットに共通していることは
まず初めに、たんぱく質をしっかり食べる習慣をつけることです。
なぜなら多くのダイエット法が、
たんぱく質をしっかり摂取する方法であり
食べ慣れていないと消化不良を起こす場合があるからです。
全てと書きましたが、絶食系のダイエットは当てはまらないです。
そういった方法を実践されている場合も身体に必要な栄養素の話としてご覧下さい。
たんぱく質とは
たんぱく質は5大栄養素の一つです。
食品でいうと肉、魚、卵、大豆、乳製品などです。
筋肉だけでなく髪の毛や爪、肌などの栄養素でもあり、
数年前からよく聞くようになった酵素というものもタンパク質から作られます。
その為、ダイエットを実施していたとしても、たんぱく質の量を減らすというのは
お勧めは出来ません。
(余談ですが、口から酵素をとったとしても酵素のまま吸収される事はありません。)
なので先ほど解説したように
ダイエットを始めたいと思った人は先ずは
普段の食事からたんぱく質を摂るように心がけてみて下さい。
その分、脂ものや米を少し減らしてみるとよいでしょう。
そうする事でダイエットにおける筋肉の維持だけでなく
美容、健康にとってもよい効果が得られるでしょう。
ただ先ほども述べたように、たんぱく質をほとんど食べて来なかった人が
たんぱく質を大量に食べ始めると消化不良を起こす場合もあるので注意が必要です。
その場合は少量ずつ摂取するように慣らしていきます。
たんぱく質とダイエットの関係
ダイエットの食事を解説する際によく言われる事ですが、
三大栄養素と呼ばれる
- たんぱく質
- 炭水化物
- 脂質
この3つの栄養素の中で
同じカロリーだけ食べたとしたら
1番代謝が上昇するのはたんぱく質です。
代謝が上昇するとは、消費カロリーが増加するという事です。
三大栄養素の中で1番痩せやすい栄養素といっても良いでしょう。
たんぱく質は1日どれだけ食べればいいのか
1日のたんぱく質の摂取量は
最低でも体重1kg当たり1gをオススメします。
体重60kgでしたら先ずは60gを目標にスタート。
フィットネスの世界では昔から筋力トレーニングを頑張る人は
体重1kg当たり2gと言われてきました。
またダイエットを行うと、筋肉の減少を防ぐ為に
たんぱく質の必要量は増加します。
その為、体重1㎏当たり
「たんぱく質を2g食べましょう。」と勧められる事も多いのですが、
前述のように食べ慣れていない方が
いきなり多量のたんぱく質を食べ始めると
消化不良を起こされる場合もあるので注意は必要です。
厚生労働省が定めるたんぱく質推奨量
<表の見方>
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲというのは1日の活動量のレベルを表す数字です。
つまり活動量が高い人はその分、1日で消費カロリーするも高く
たんぱく質の必要量も増すという事です。
タイの駐在員の方はステイホーム又は車移動で殆ど歩かない方が多い為、
この表を参考にする場合はⅠの数値を参考にすると良いでしょう。
ここで、よくある間違いは
「私は毎日、鶏肉を100g食べているから大丈夫!(キリッ)」
1日に鶏肉100gを食べたとして、
そこに入っているたんぱく質は
部位にもよる違いはありますが20g程度です。
そして、たんぱく質は1日で1回だけ食べれば大丈夫というものではありません。
毎食たんぱく質が含まれた食事を摂るのが理想です。
まとめ
ダイエットに興味を持たれた方は先ず
しっかりたんぱく質を食べる生活を身につける事から始めてみて下さい。
そこから本格的なダイエットに入ると無理なく、より効果も期待出来るでしょう。
パーソナルトレーニング指導について
バンコク都の日本人街であるプロンポン駅前にて指導を行っております。
⇒詳細はこちら
⇒料金はこちら
⇒無料カウンセリングお問い合わせはこちら
Twitterも始めました。是非フォローをお願いします。
Follow @akiono_pt