【バンコク】痩せ薬のダイエット効果【GLP-1】
イルミネーションが少しずつ街に彩られ少しずつクリスマスムードなタイの首都バンコク。
皆様、ダイエットは順調でしょうか。
筆者はパーソナルトレーナーとしつバンコクで長年ダイエット指導をしてきました。
当然、パーソナルトレーナーを受けに来る方は運動&食事療法によるダイエットを選択されていますので直接お会いする事はないのですが、
ダイエットの為に痩せ薬を飲まれたり注射を打たれている方も少なくは無いようです。
ただ薬品というものは食品(サプリメント)とは効果がある分、副作用もありますので
医師のもとで副作用について、しっかりと理解する必要があるのですが、あまり理解しないで気軽に入手して使用してしまうといった問題もあるようです。
GLP-1
今回ご紹介するのはGLP-1。
日本でも数年前くらいから広告を目にするようになりました。
効果
食欲抑制効果や体重減少効果です。
副作用は
- 吐き気
- 腹痛
- 腹部膨満感
などが有名です。
今回は比較的、新しめの研究論文をご紹介していきましょう。
メソッド
研究に参加した全員にGLP-1受容体作動薬を0.25mgを皮下投与
4週間毎に増量(最終的に1回2.4mg)
耐えきれなかった参加者は医師の判断で量を減らす事もあった
研究結果
- 体重は5ヵ月で-10.6%の減少
- その後、1年間継続して体重-7.9%の減少
ただこの研究で興味深いのが
5ヵ月後に薬を辞めたグループは
+6.9%の体重増加(リバウンド)となっています。
実際にタイのクリニックで、
この研究論文で用いられた同じ量が処方されているかは、分からないのですが1つのデータとしては参考にはなるでしょう。
勿論、パーソナルトレーニング・サービスに代表される食事改善+運動も
完全に辞めてしまえば体重増加は起こります。
筆者はよくダイエットは途中、
「お休み期間を設けるのも悪くないですよ」とアドバイスしますが
それは「暴飲暴食して良いですよ」という意味ではありません。
ダイエット状態からお休みし
暴飲暴食で無ければ少しカロリーを増やしても、低下した代謝が戻るという事もあり
そこまで体重は増加しなかったという方も多いのでは無いでしょうか。
パーソナルトレーナーという立場として言わせて頂くと食事法を変えるだけでも薬ほどでは無いにせよ食欲抑制効果は期待出来ます。
また加齢によって筋肉は衰えてきます。
そしてダイエット中は筋肉が落ちやすい。
なので筋トレは習慣化していきましょう。というスタンスです。
まとめ
楽して痩せたいという願望を抱く方は多いとは思いますが、ただでさえバンコクでの生活は運動不足で筋肉が衰えやすい状態です。
先ずは筋トレしたり散歩したりしてダイエットに取り組んでいきましょう。
毎日、タイのカフェで甘いカフェラテを飲んでんいる方は、無糖のコーヒーに変えるだけで100Kcal以上のマイナスが作れますよ。
写真はプロンポン駅前のアイドル猫、ダム君です。
(引用文献)Effect of Continued Weekly Subcutaneous Semaglutide vs Placebo on Weight Loss Maintenance in Adults With Overweight or Obesity
あき大野 パーソナルトレーニング指導について
バンコク都の日本人街であるプロンポン駅前にて指導を行っております。
→詳細はこちら
→料金はこちら
→無料カウンセリングお問い合わせはこちら
→お客様の声はこちら
Twitter Follow @akiono_pt